捨てられないもの

質屋とはどう違うの?

ブランド品を買い取ってくれる場所と聞いて思い浮かべるものは人それぞれ違うと思いますが多くの人が「リサイクルショップ」や「ブランド品専門の買取業者」と答えるのではないでしょうか?
最近は昔にくらべれば利用する人の総量自体は減りましたが、現在でも昔ながらの「質屋」もブランド品の買取場所としてはまだまだ健在です。
そこで疑問がでてくるのが「質屋」とそのほかの「買取業者」の違いはいったいどのようば部分なのでしょうか?

まずはブランド品の買取業者について考えてみると、商品となるブランド品をお店に持込み、査定をしてもらって査定額に納得ができれば買取り依頼をし、その場でお金を受け取るという流れが一般的です。
これはリアルの実店舗をもつブランド買取店やリサイクルショップなどに当てはまります。
またネット買取業者を利用する場合には、この持込みの部分が配送でのやり取りに変わってきます。

それに対し昔ながらの「質屋」のシステムは、この買取業者の流れと根本的な違いがあります。
では質屋にブランド品を持ち込んだ場合、どのような流れになるのでしょうか?

まず、質屋の大きな特徴としては「品物を預けてお金を借りる」場所ということです。
根底的な買取業者との違いは、この部分です。
つまり、厳密には買取ではないということです。

「お金を借りるところ」ときくと、ではサラ金などの貸金業者と同じなのか?という疑問がわいてきますが、そういった貸し金業者とは若干システムが変わってきます。

貸金業者からお金を借りた場合は必ずお金を返済しなければなりませんが、質屋の場合は最終的にお金を返さなくてもよいケースがあります。
これは質屋からお金を借りる場合、担保として品物を先に預けますのでお金を返せない場合は品物を買い取ってもらい借入金を相殺することができます。
そのほかに貸金業との大きな違いに利息が発生しないという点もあげられます。
また、期日までに質屋にお金を返済できないときには質物保管料というものを支払えば返済期日を延長することができます。