捨てられないもの

タバコの匂いがついたブランド品、買い取ってもらえる?

バッグや財布など普段日常的に使うアイテムには気がつかないうちに、様々な使用感が積み重なっていきます。
それはブランド品であっても同様です。
自分で使う分には、その使用感がちょっとした「味」になり愛着につながってきますが、その商品をお店に買取依頼し手放す際には残念ながら往々にして査定のマイナスポイントになってしまうことの方が多いようです。

ここでいう「使用感」というものは「使った感じ」ではなく「商品から受ける使い古した印象」のことです。
たとえばそれは、シワだったり、傷だったり、色落ちだったり、いわゆる「誰が見ても中古品とわかる」外観にはっきりとついている諸々です。
これらは買取査定時においてないに越したことはないのですが、マイナスポイントになるものが他にもあるということを知っていましたか?

その代表格なのが、目には見えない商品に染み付いた様々な匂いです。
たとえば香水の匂いや、アロマやお香の匂いといった、日常的に好んで使われる種類の匂いもあれば、たばこや汗やカビといった不快な臭いもあります。
買取査定においてはこれらのニオイがついていた場合、それが「匂い」であろうと「臭い」であろうと、関係なくやはりマイナスポイントとなってしまいます。

とくに嫌がられるのがタバコの臭いです。
顔を近づけて鼻をつまみたくなるぐらいわかりやすい場合は当然ですが、ちょっと臭うなという程度でも買取を断られることも珍しくありません。

せっかく見た目が綺麗でもこういった目に見えないマイナスポイントがあるために査定額を下げられないよう、日ごろの手入れがとても大切になってきます。
自分ではタバコをすわないけれど周りが喫煙者ばかりで、家に帰ってみると必ず持ち物から嫌なタバコの臭いが・・という環境の人も多いと思います。
そういう人はなるべく臭いがたまらないよう、持ち物を風にあてたりするだけでもだいぶ違いますので、日ごろからちょっとしたことに気をつけてみてください。